OwnTwin について
特徴
OwnTwin は「データと実空間をつなぐインターフェース」としてのデジタルツインを、ユーザーが独自に構築することができるフレームワークとプラットフォームです。 OwnTwin は2つのコンセプトを柱として設計されています。
- ユーザー主導: 特定の場所や地域のデジタルツインを、ユーザーとなる個人や組織の関心や目的に応じた仕方でユーザー自身がボトムアップに構築することができます。
- スモールスタート: インターフェースとして本質的な基本要素を抽出することで、構築や管理の負担を最小限にすることを目指しています。
加えて、OwnTwin は以下のような特徴を持っています。
- コミュニティ指向: 構築したデジタルツインや拡張モジュールを共有したり、GitHub などを通じて共同で開発を進めることができます。
- ロックインの回避: 構築したデジタルツインは特定のプラットフォームに依存せず、単体の Web アプリケーションとしてもエクスポートできます。
- オープンソース: OwnTwin のコアコンポーネントはオープンソースソフトウェアとして公開されています。
- セマンティック: データとの対応・関連付けが容易になるよう、可能な限り意味的な単位で要素を分割しています。
リンク
- GitHub - github.com/owntwin
コアチーム
現在は以下のメンバーによって開発されています。
連絡先
- moc.niwtnwo@tcatnoc (添付ファイルは受信できない場合があります)
Q&A
既存のデジタルツインアプリケーションとはどのように異なりますか?
OwnTwin ではユーザーやコミュニティ・事業者が自身でデジタルツインを構築できることを念頭に置いており、デジタルツインを利用するためのインターフェースに加えて、デジタルツインを構築するための共通フレームワークを提供しています。 加えて、個々のデジタルツインの主なターゲットとして、国や自治体の全域よりも狭い範囲 (例えば特定の場所・スポットやその周辺) を想定しています。
また、目的に応じて、OwnTwin で構築したデータをその他のデジタルツインアプリケーションに移行したり、逆に OwnTwin にデータを取り込むことも想定しています。 国内の都市デジタルツイン関連の取り組みには以下のような事例があります。
- デジタルシティサービス (AIGID)
- PLATEAU[プラトー] (国土交通省)
- 地理院地図Globe (国土地理院)
- 統合地震シミュレータ (IES) (東京大学ほか)
クレジット
- 本サイトは Hero Patterns (CC BY 4.0) の画像を利用しています。