定義ファイルの作成
作業ディレクトリの作成
作業用のディレクトリ (フォルダ) を作成し、移動します (例: keio-yagami
)。
mkdir keio-yagami
cd keio-yagami
コマンドの実行
定義ファイルを対話的に作成するには、owntwin init
コマンドを利用します。
owntwin init
項目の入力
指示に従って情報を入力します。
ID名
任意のID名を指定します (例: keio-yagami
)。
使用できる文字は半角英数と一部の記号です。
デフォルトは現在のディレクトリ名です。
? Twin ID: keio-yagami # 必要に応じて変更
ロケーション
キーワードを入力して場所・地域 (ロケーション) を検索し、デジタルツインを構築する対象範囲の中心地点を候補から選択します (例: 矢上キャンパス
)。
空白区切りで複数のキーワードを入力できます。
ロケーションの位置情報 (緯度・経度) は定義ファイルを作成後に編集・修正可能です。 位置情報をはじめから直接ファイルに入力する場合には空欄にします。
? Location keywords (leave blank to skip):
? Select nearby location:
❯ 慶應義塾大学 (矢上キャンパス), 理工坂, 港北区, 横浜市, 神奈川県, 231-0017, 日本
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(Back)
対象範囲
対象となる範囲の一辺の長さをメートル単位で入力します (例: 500
)。
? Side length (meter):
対象範囲の緯度・経度が表示されるので、問題がなければエンターを入力して進みます。
? Select nearby location: 慶應義塾大学 (矢上キャンパス), 理工坂, 港北区, 横浜市, 神奈川県, 231-0017, 日本
? Side length (meter): 500
Left (lng): 139.64859008789062
Bottom (lat): 35.550105335885505
Right (lng): 139.66094970703125
Top (lat): 35.56016058260795
Is this OK? [Y/n]:
ロケーションの名前
ロケーションの名前を指定します (例: 慶應義塾大学 矢上キャンパス
)。デフォルトはロケーションの住所です。
? Twin name: 慶應義塾大学 (矢上キャンパス), 理工坂, ... # 必要に応じて変更
ロケーションのタイプ
ロケーションの種類を表すタイプを指定します (例: 大学施設
)。
? Twin type:
IRI
構築するデジタルツインを識別するためのIRIを指定します。 通常は公開するURLを指定します。未定の場合はそのまま次に進みます。
? IRI or URL: https://beta.owntwin.com/twin/keio-yagami # 必要に応じて変更
説明
構築するデジタルツインの簡単な説明 (目的やロケーションの住所など) を記入します (空欄可)。
? Description:
確認
作成される定義ファイルが表示されるので、問題がなければエンターを入力して進みます。
About to create twin.json:
{
"id": "keio-yagami",
"name": "慶應義塾大学 矢上キャンパス",
"type": "大学施設",
"type_label": "大学施設",
"iri": "https://beta.owntwin.com/twin/keio-yagami",
"description": "",
"bbox": [
139.64859008789062,
35.550105335885505,
139.66094970703125,
35.56016058260795
],
"canvas": {
"width": 1024,
"height": 1024
},
"terrain": {
"path": "assets/levelmap.json"
},
"building": {
"path": "assets/buildings.json"
},
"modules": {}
}
Is this OK? [Y/n]:
チェック
ディレクトリに twin.json
ファイルが作成されていることを確認します。
さらに、次のコマンドを実行して、表示されたURLをブラウザで開きます。
空のモデルが表示されれば完了です。
owntwin view